そして現在のシーンへ戻る。
佐々木はダメージの深さからか、信女の肩からずり落ちてしまう。
そんな佐々木を信女は再び支える。
しかし、二人の背後から奈落兵が襲いかかる。
銀時たちや沖田、見廻組が次々と奈落を斬り、佐々木たちを助ける。
そして佐々木鉄之助が、信女の反対側から佐々木を支える。
先に船に着いていた土方。
土方「急げー!」
迫る奈落兵から船を必死に守っている。
しかし奈落兵の勢いもあり、船の入り口は激戦区になっている。
ここで、佐々木が子供の名前を考える回想シーン。
妻へメールを送る。
「友子はどうでしょう?」
「協子はどうでしょう?」
しかし、なかなか決まらず、書き損じの紙が増えていく。
「優子はどうでしょう?」
「頑子はどうでしょう?」
「慢○はどうでしょう?」
・・・
そしてとうとう、船が出発する。
これ以上、留まっていては奈落兵たちから逃げられなくなる状況になっていたため、離陸してしまう。
何とか乗船口までたどり着いた佐々木、信女、鉄之助に手を伸ばす土方。
ここでまた回想シーンに戻り、
「信女」
と名前が決まり、納得した表情の佐々木。
あと一歩というところで、佐々木たちの近くで倒れていた奈落兵が起き上がってくる。
土方「!」
その瞬間、佐々木は信女と鉄之助を突き飛ばす。
そして、2人を庇って斬りつけられながらも、奈落兵を倒す。
信女「異三郎——!」
そこへ、虚が率いる船から、砲撃が放たれる。
砲撃は佐々木のいた箇所に直撃し、
船と切り離されてしまう。
落ちて行く佐々木。。。
そして後を追いかけようとする信女。。。
信女を必死に止める鉄之助。。。
落ちていく佐々木の顔は、どこか穏やかな表情をしている。
引き止められながらも必死に手を伸ばす信女。
次週、550話へ続く。
佐々木。。。
マジかよ、あと一歩だったのに
これじゃ信女が救われない...
最後まで自分の娘を守った佐々木に惚れる
だけど、だからこそ2人は助かってほしいんだが
満足そうな顔しやがって...!!
信女を幸せにしてからその顔しろよ!
信女「…異三郎 起きて こんなところで死ぬなんて 許さない 約束したじゃない アナタは 私が殺すって」
佐々木のもとにたどり着いた信女は、佐々木に肩を貸す。
佐々木が妻子を失った時の話をする。
佐々木の妻子を乗せた駕籠を襲ったのは、信女ではなく奈落であった。
そして、その奈落を倒したのが信女だったのだ。