紅炎「玉艶は本当に死んだのか?俺にはあいつは殺しても死なない…この世で最も力を持つ強大な敵に見えた。
そもそも玉艶が俺達に迷宮を斡旋したのだ。それがどういうことか分かるか?」
白龍「…何が言いたい?」
紅炎「つまり玉艶は、人間に金属器などいくら与えても自分を殺す脅威にはなり得ないとわかっていたのではないか?
さらに…宮廷の魔道士に調べさせたことがあるが、玉艶は黒いルフを自在に操り魔力を得るというではないか。
あの女は極大魔法程度なら何発でも撃てる…俺達金属器使いなど及びも寄らぬほど、絶対的に強い魔道士なのではないのか?」
白龍「…いいや…だとしても俺とジュダルは絶縁結界で玉艶の魔力そのものを封じた!だから奴に勝てたんだ!」
紅炎「ああ…だが、その絶縁結界の知識を玉艶も持っていなかったと思うのか?
玉艶は恐らくこの世界で最も知識をもつ存在だったのだ。
アラジンにアルマトランを見せられ俺の推測は確信に変わった。
俺達が知らなかったジン、迷宮、この世界の真理の全てをあの女は千年も前から知っていたのだ。
知識も力を上回る敵には勝てない。戦と同じだ。だから俺は知識を蓄えた。
トラン語を学び、滅びた世界を調べ、いつか必ず…」
続きは
マギ 279話 ネタバレ・感想
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